DXの取り組み

Digital Transformation Strategy

デジタルトランスフォーメーション戦略

テクノアの企業理念とDXビジョン

I.企業理念

「縁があった企業や人々を幸せにする」

ITの力で、お客様の経営力向上や業務改善といった企業体質の変革をご支援し、豊かな未来を創造することが当社の使命です。

Ⅱ.DXコンセプト

ーDXコンセプトー

テクノアは、業種特化型ソリューションと自社のDX実践ノウハウを活かし、現場改革と経営革新を支援します。

縁のある企業に対し、DX実現に向けて全力で取り組み、中小製造業・アパレル業・グッズ制作業・小規模病院・クリニックの未来に貢献します。

ービジネスモデルー

1.生産・工程・販売・原価を統合管理するERPシステムで、業務効率化と情報の一元化を支援。

2.IoTや設備稼働監視と連携し、現場の進捗・稼働状況をリアルタイムで可視化。工程最適化やトレーサビリティ向上を図る。

3.クラウド型・サブスクリプション型で提供し、導入の負担軽減と柔軟な利用環境を提供。

4.導入後もセミナーや交流会等のイベントを通じて、顧客のIT活用力向上をサポート。

Ⅲ.事業領域

共有価値の創造サイクル 図_20250617-更新
DXを推進するための改善を必要としている企業様に対し、ITを中心としたサービスをご提供いたします。
異業種を繋ぐ
ITの力で同業を繋ぎ異業種を繋ぎお客様同士を繋ぎ世界を繋いでいきます。

IV.DXビジョン

自社でDXを実践することで、提案力と説得力を備えたDX支援企業としての体制を確立します。
営業・開発・サポート・バックオフィス各部門でクラウド導入や業務の見える化・標準化・効率化を進め、社員の生産性と創造性を向上してまいります。
さらに生成AIを活用し、社内情報共有基盤にAI機能を組み込み、日報・報告書・提案文の自動作成を支援。文書作成の効率化により知的業務の質とスピードを高めていきます。
これらの取り組みを、社内実践にとどまらず、顧客提案や製品改善にも活用することで、「DXを実行している会社」としての信頼を構築してまいります。

  1. お客様向け
    ソリューション

    ■業務用ソフトウェア
    TECHSシリーズ、AI・IoTソリューション、iD-Heartシリーズ、i-DESIGNERシリーズ、Seiryu、 BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業
    → デジタル技術を活用した営業・インストラクター・サポート体制の強化
    → データ活用による顧客理解の深化

    ■伴走支援ソリューション
    IT経営コンサルティング、戦略MGマネジメントゲーム®、プラッとものづくり
    → 高品質で柔軟なサービス提供
    → 持続的なDXサポート

    ■共創ソリューション
    生産管理システム、AI・IoTソリューション、業務支援ソリューション

  1. テクノア社内
    DXの取り組み

    ■自社システム構築
    ・業務用ソフトウェアの技術要素の統合、共通基盤化

    ・社内外で使用可能なユーザー管理システム構築
    オンプレ環境で運用していたユーザー管理システムをクラウド化
    営業メンバーやフィールドサポートメンバーが機動性を発揮できるように変更

    ・業務効率化を目的とした社内OAシステムの構築
    サイロ化した部門システムを統合しCRMとしてシステムを再構築

    ・生成AIツール(テクノアGPT)の構築
    生成AIを最大限活用した業務効率化を図るために、情報セキュリティと利便性を兼ね備えた自社独自のテクノアGPTを構築

    ■情報の一元化
    ・グループウェアやクラウドサービスによる情報やファイルの一元管理・共有
    ・テクノアGPTに社内ナレッジを学習させ、情報共有とコミュニケーションの円滑化を支える基盤構築を推進
    ・BIツールによるリアルタイムKPI可視化環境の構築

社内外のDX推進で増収増益を実現。個別最適から全体最適へ。

Ⅴ.DX推進組織体制

DX推進組織体制図 4

Ⅵ.体制方針

1.DX推進室と経営企画部と経営層の連携
DX戦略を全社的に推進するため、DX推進室を編成し、各部門と連携しながら業務のデジタル化とデータ活用を進めます。DX推進室は定期的に経営層へ進捗を報告し、戦略の方向性や優先事項を確認しながら、経営層のリーダーシップのもとDX施策を加速させます。また、製造業向けDX支援のノウハウを活かし、顧客企業のDX推進にも貢献します。

2.部門横断的なDX推進体制
営業・プロジェクト支援・サポート・開発などの各部門と密接に連携し、DX推進リーダーを配置することで、現場の業務課題をDX戦略に反映し、部門ごとのデータ活用を促進します。定期的にDX推進ミーティングやワークショップを開催し、部門間の情報共有を強化しながら業務改善を進めます。現場の意見を反映しやすい体制を構築することで、デジタル技術の円滑な導入と定着を図ります。

3.DXの評価・改善サイクル
DXの進捗を評価し、継続的な改善を行うため、クラウドサービス受注件数、TMS(TECHS Master School)の集客社数、開発の生産性(1人当たり出来高)、サポートの当日解決率・1週間解決率、営業効率(商談時間率)などのKPIを設定し、定量的な指標を用いて効果を測定します。PDCAサイクルを回しながらDX施策の改善を継続し、より高い業務効率と付加価値を生み出す体制を確立します。また、テクノアの製品とノウハウを活用し、中小製造業のDX支援を通じて、企業間で相互に価値を高め合う仕組みを構築し、業界全体のデジタル化を促進します。

4.DX支援人材の育成と実践型DX教育の推進
DXを推進するためには、知識の習得だけでなく、実際の業務でデジタル技術を活用するスキルの獲得が不可欠です。そのため、資格取得支援に加え、現場で小規模DXプロジェクトを実施し、従業員が業務を通じてデジタル技術を活用する機会を提供します。

5.DX推進リーダーの育成と配置
各部門にDX推進リーダーを配置し、部門内の課題に対応しつつも、全社的な視点でのデジタル化を推進します。DX推進リーダーには、データ活用やデジタルツール導入に関する専門知識を習得する機会を提供し、部門間の連携を促進しながら、全体最適を実現する役割を担うよう育成します。

6.データ活用スキルの底上げとデジタルマインドセットの醸成
DXを社内に浸透させるため、全社員がデータを活用できる基礎スキルを習得することを目指し、BIツールやAI活用の基礎研修を実施します。特に生成AIについては今後の重点課題と捉え、生成AI推進チームを立ち上げ、事例共有や普及推進の体制を整備することで、従業員の主体的なDX推進を促進します。

Ⅶ.アクションプラン

1.顧客・営業データの活用(営業部門)
クラウド型SFAに蓄積された商談履歴や顧客の問い合わせ傾向を分析することで、ニーズの変化や提案タイミングを把握。提案内容の最適化や、重点アプローチ先の抽出に役立て、営業活動の効率化と成約率の向上を図ります。

2. 開発・サポートログの活用(開発・サポート部門)
クラウド上で記録された開発履歴やサポート対応ログをもとに、よくあるトラブルや仕様変更要望などを可視化。製品改善やFAQの強化、マニュアル整備へとつなげることで、開発品質の向上やサポート対応の標準化を推進します。

3.勤怠・業務進捗データの活用(管理部門)
クラウド勤怠や日報から得られる業務データを集計・分析し、従業員ごとの稼働状況や作業負荷を可視化。部署間の業務バランス調整や、リモート勤務の生産性管理、個別フォローの判断材料として活用します。

4.生成AIによるナレッジ化
社内のドキュメントや報告書から、生成AIを活用して要約・タグ付け・分類を行い、再利用可能なナレッジとして蓄積。新入社員教育や提案書作成時のテンプレート活用など、データを“知識資産”として再活用する仕組みを整えます。

5.顧客支援への展開(プロジェクト支援部門)
上記の社内データ活用手法は、TECHSユーザーへの支援にも展開しており、顧客の業務データの分析支援や活用提案を通じて、中小製造業における“見える化・考える化・改善”を促進してまいります。

Ⅷ.DX推進目標(2027年度)

モニタリング及び改善により、DXを推進します。

カテゴリー 主たる指標(KGI) 目標
DX認定支援事業 DX認定支援事業者数 15社
クラウド利用拡大 クラウド移行ユーザー社数 1500社
お客様のDX推進サポート ユーザー専用ページの登録社数 1500社
DX人材の拡充 ITコーディネータの資格取得者数 60名
中小企業診断士の資格取得者数 20名
生成AI活用度 全社員におけるテクノアGPTの月別利用率 80%

 

制定:2021年11月29日
改定日:2025年6月1日
株式会社テクノア
代表取締役 山﨑 耕治

PAGE
TOP